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今から30数年前、私が、20代全般の頃に路線バスを利用した時の話しです。休日で名瀬に出かける為そのバスに乗りました。運転手は、笠利行き専用の方でした。永田橋バス停前で年配の女性の方(軽度の知的障害者の方)が、降りられるようで料金を支払っておられる様子でしたが、財布に千円札がなく、バスの乗客に両替(1万円札)の依頼をされたのですが、乗客と両替が出来ず、「すみょらんや、ちょっとまちゅりよ兄さん!」と運転手に言ったかと思いきやバスを降りてお店に入り両替をし戻って来られると謝りながらバス代を払いバスを降りられたのでした。少し時間がかかったことに対し運転手はバスを降りられるその方に「なんにしゃんちゅや、しまちうてぃ、名瀬ちいじてぃくうんばいっちゃんばどぉ!」と怒鳴ったのでした。悲しい憤りを感じその運転手に怒りがこみ上げたことを鮮明に覚えています。福祉が浸透していないそんな時代だったのですね。怒られても笑顔でバスを降りた方の勝ち!です。(写真は夏の新商品奄美の貝殻ルビーレッド)